僕は自分はお金に縁がない人間だと思っていた。
親からも「ウチは代々貧乏な家系だから、お金に縁がないんだよ」
と言われ続けた。
とにかく、「お金を稼ぐこと＝めっちゃ難しいこと」
「難易度SSクラス」みたいな感覚がずっとあったのだ。
それは僕の兄弟も、親もみんな共有している感覚だった。
お金を稼いで裕福になるということは、宝くじを引くような低い確率なんだ、
針の穴を通すような難しいことなんだ、
とみんな思い込んでいた。
僕もそうだと思っていた。
なにかとんでもない挑戦をしたり、
千載一遇の儲け話をモノにした人だけが得られる境地だと思っていた。
だからこそ、
学生時代は、それなりに勉強して、いい大学に入っていい企業に就職しようと考えていた。
ビジネスなんて僕には無縁の話だと思っていた。
ひたらすら学歴とか、教養とかが重要だと思っていた。
お金を稼ぐってイメージした時、僕がいつも想像したのは何かとんでもないアイディが浮かんだ人が、それで特許を取ったり、会社を起こして成功するって言うイメージだった。
今みたいに個人が、いろいろなネットビジネスをするっていう発想そのものがなかった。
例えば、ダイソンみたいな優れた掃除機を発明するとか、
UberEATSみたいな画期的なサービスを考え出すとか、
マジでそのレベルしか知識としてなかったんです。
それくらいビジネスに疎かった。
お金稼ぎに疎かった。
それがものの見事に大学受験に失敗して、
「いい大学に行って、いい企業に就職する」というルートが絶たれた時、
初めて、自分でなんとか稼がなきゃ、と言う状況になったんです。
自然と流れとして追いこまれたって感じです。
で、最初に考えたのは、フリーランスのデザイナー。
両親は美術教師で、
芸術方面ならなんとなく得意だから、
そっちを目指したらいいじゃねみたいな安易な考えでした。
だから、ランサーズっていうサイトでロゴを作ってみたりしたけど、
素人ニートが作ったロゴなんて見向きもされなかったです。(笑)
マジで自分で稼ぐって、どうしたらいいんだろ？
海図なしで、広大な海の上を一人ボート漕いでいるような感じ。
霧が濃い森をひたすらグルグル歩くみたいな、
無気力感が僕を襲いました。
やっぱ無理なんじゃ。
そこで、結局またすがったのは、勉強でした。
TOEICの勉強。
３年間とにかくダラダラやり続けた。
とにかく英語だけはものにしよう。
それさえすれば何かにつながるはず。
めっちゃ孤独でしたよ。
毎日、近場のタリーズに行って、330円のコーヒーを買って、
公式問題集の音声を聞く、シャドーイングってやつです。
かと言って、毎日30分らいしかできないんですよ。
根性ないから。(笑)
本当ダラダラやり続けた。
でも３ヶ月置きに受けるテストの点数は徐々に上がっていった。
話がだいぶ逸れたけど。
その後、ブログをすこしやって、
僕はカメラ転売に出会いました。
だんだんと個人で稼ぐことが珍しくなくなって、
僕の目にも色々情報が入るようになった。
本当に情報収集力とかセンスはないんですよ、僕は。
でもなんとかすがり付くようにカメラ転売を実践した。
そしたら、なんと利益が出た。
またすがり付くように作業をしました。
不安も当然ありました。
これは上手く行くんだろうか？
いつか稼げなくなるんじゃないかみたいな。
でも今のところなとか稼げてます。
一つ言えるのは今個人で稼ぐことは
なーんも珍しいことじゃないってこと。
こんなにビジネスに疎い僕だって、
なんとかなった。
必要なのは、「これだけは」って作業を決めて、
毎日続けることです。
そしたら月30万とかは全然現実的なラインです。
繰り返しますが、
とにかく今副業で30万円稼ぐとはは全然珍しくない。
ハードル高く感じる必要は全くないです。
だってそんなに特別なことじゃないから。
誰だって半年から１年くらい、打ち込んでいたら成果出ます。
淡々と続けましょう。
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追記。
僕は５年間、
ずっと引きこもりのニートでした。
中学時代に
いじめにあったことが原因で、
コミュニケーションに自信を無くしました。
世渡りの力にずっと自信のなかった僕は、
大学ブランドにすがりつこうとしました。
でも大学受験には失敗。
その後は、
コンビニバイトをしたり、
ブラック企業に勤めたりして、
ふらふらとしていましたが、
ある時、
カメラ転売を知り、
実践したところ、
月収30万円以上を
コンスタントに稼げるようになりました。
僕の両親は
二人とも教師で、
ビジネスには
無縁な家庭でした。
僕も順調にいけば、
わりとまともな
レールの上を走っていたかもしれません。
でも、今は、
学生時代の僕が想像するよりも
だいぶ刺激的で、
自信に満ちた生活を
送ることができています。
ニートだった自分では、
全く想像できないような状況です。
下の記事では、
僕がどのようにして
今にいたるかを書いてます。
→ケイのプロフィール。ニート→ブラック企業→フリーター→カメラ転売までの物語
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まずは”できそうな作業”から着手していきましょう！
